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心肥大

高血圧などが原因で心臓が肥大する病気

心臓は、心筋によって作られています。
血液を送るポンプのような働きをしており、生きて行く為の大切な臓器です。
心肥大とは、心筋が肥大した状態のことを言います。

心臓は、右心室と左心室、右心房、左心房の4つからなっています。
血液は、右心房に入って右心室に。
そこから、肺へと流れていきます。

肺で酸素を受けとったら、今度は左心房に入って、そして左心室へ。
そこから全身へと送られます。
心臓の働きによって、こういった働きが永遠に続いているのです。

心臓の大きさは、だいたい人間の握りこぶしくらいだと言われています。
しかし、高血圧などになると、心臓は過剰な負荷がかかった状態で働き続けなければならなくなります。
その為、心筋が肥大してしまうのです。
肥大してしまった心臓は、本来の大きさである握りこぶし程度の大きさから、その倍くらいの大きさになることもあります。

心肥大になると

心肥大になると、それまでとは異なり心臓がうまく働けなくなります。
それが原因で、スムーズに血液を送り出すことができなくなります。
心不全になることもあり、危険です。

心不全になると、息切れをしたり、呼吸が苦しくなったりするという症状が現れるようになります。
また、疲れやすくなったりむくみが見られることもあります。
心臓に関係する病気を診断する時は、そのほとんどが胸部X線検査で分かるのですが、心肥大はそれだけでは分からない場合も少なくありません。
心電図検査と心臓超音波検査も、合わせて行うことで判断できるようになります。

原因について

心肥大になる一番の原因は、高血圧です。
高血圧をそのまま放置していると、狭心症や心筋梗塞などを発症してしまうこともありますので、早めに治療を始める必要があるのです。
同じく、太り過ぎや糖尿病を患っている方、高脂血症などの治療も必要です。

高血圧とは、最高血圧が140mmHg以上か、最低血圧が90mmHg以上である場合を言います。
高血圧の治療は、食事療法と薬物療法が行われます。
また、運動を積極的に行ったり、睡眠をしっかりと摂ることも必要。
タバコを吸っている方は、禁煙するようにします。
アルコールも控えめに。

心肥大は、高血圧が原因になって起こることが多いのですが、この他にも心臓弁膜症や心筋梗塞が原因になることも少なくありません。
この場合も、心不全に至ることもありますから注意が必要です。
心臓弁膜症の方は、弁形成術や弁置換術などの手術が必要になります。

弁形成術は、弁閉鎖不全症に対して行われます。
これは、壊れてしまった心臓弁を治して機能を戻す手術です。
手術では、人工弁輪を使うことも多く見られます。
また弁置換術は、弁狭窄症に対して行われる手術です。
この手術は、人工の心臓弁と交換する手術です。