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葬儀・告別式への参列

葬儀と告別式を正しく理解する

葬儀と告別式はそれぞれが指す言葉の意味が異なります。
「どちらもお葬式の事でしょ?」との声が聴こえて来そうですが、申し訳ありませんが、これには正解を与える訳には行きません。
ちなみに簡単に補足すれば、葬儀とは他界された方を葬る儀式であり、告別式は他界された方とのお別れの会だと説明出来ます。
前者は亡くなられた方の魂を葬る、後者は参列者と故人とお別れするのが主たる目的で行われます。

これらは元来個別に行われるべき儀式です。
双方に参列するのか、どちらか片方だけにするのかは、故人あるいは遺族と皆さんとの距離感や関係によって判断されます。
特に親族なと血縁関係が無い距離感で有れば、告別式のみの参列というパターンが数多く見られ、葬儀は家族や親族などの近親者及び、勤務先や取引先関係者のみで行われるのが一般的です。
冒頭に記した「「お葬式」なるカテゴリの範疇に入る行事ですが、このように全く別物である事を、この機会に知っておいてください。

葬儀

葬儀のみの参列の場合の注意点

時間や予定の都合上、元来双方に参列すべき立場でありながら、先に行われる葬儀のみの参列で中座せねばならないケースも、今後十分想定されます。
他の参列者の目に不自然に映らぬよう、末席に位置する事が重要です。
そして退席の旨は受付などを担当されている方に小声で伝え、遺族への直接のお声掛けは控えるのがマナーです。

また葬儀のみの参列に際しては、開始後の到着は絶対に避けてください。
読経が始まってから遅れての参列は非常に失礼ですので、時間に余裕を持って早目に現地に到着しておきましょう。

また席が指定されていない場合は、控え目に末席を選び静かに移動から着席してください。
その後席を移るように指示があれば、状況を見て従う、もしくは下座でお願いしたい旨を伝えても失礼にはあたりません。

告別式参列に際して

通常葬儀に続き、告別式が行われますが、読経が行われる中で順に焼香、献花が行われます。
この時間帯は参列者が状況を見ながら、ある意味アドリブで順に焼香あるいは献花を行うので、設定された時間内に会場に到着すれば大丈夫です。
但し焼香の作法など、宗派毎に大きな違いが見られる場合が想定されますので、可能であれば事前確認、あるいは現地で先に焼香される参列者の仕草を確認の上、その宗派の作法から外れた焼香に及ばぬ注意が必要です。

また早い時間に到着したからと、いわゆる一般焼香を促す文言が司会者から届いた直後に先陣を切るのは控えてください。
居合わせた他の参列者に自然に順番を譲りつつ、作法等を確認の上、ある程度後の順番をキープするのが賢明です。

その他事前チェックお薦めのポイント

まずは宗派によって時に大きく異なるお焼香の作法の事前確認を、強くお薦めしておきます。
私達は誰しも、実家の宗派の法事の体験回数が圧倒的です。
慣れれば自然と作法も体得出来ますが、同時にあらゆる場面で条件反射的に自身の宗派の作法が顔を出してしまっても不思議ではありません。
事前に葬儀や告別式に参列する遺族宅の宗派を確認するのは実質困難ですが、インターネット検索などを通じ、主たる宗派各々の基本的な焼香の作法などをチェック出来ます。
雑学を増やす意味でも、お時間がある時にぜひ閲覧される事をお薦めします。

私達の先入観として、葬儀や告別式イコール仏教系と思い込みがちですが、キリスト教や神道のそれらなど、多くの方々が未知の葬儀の機会も今後ゼロとは言えません。
親しい方に該当者がおられるのであれば尚更、この機会にチェックしておきましょう。

また細かいレベルの話であり、実際の現場ではここまで拘っておられる方をお見掛けする場面は決して多くありませんが、故人と参列者との距離感次第で、当日の服装上の注意点が異なります。
また女性であれば洋服と和服の選択肢が存在し、より注意すべきポイントが細分化されます。
また頭では知識として理解していても、僅かな油断から身に纏ってしまうのが、光沢を放つ衣服や装飾品です。

喪服イコール黒色ですが、衣服や着物が光沢を放ってはマナー違反です。
これは靴や携帯するバッグなどにも関係して来ますので、細やかな確認と配慮を忘れてはなりません。
メガネのフレームなど金属製で全てに完璧な配慮は現実不可能ですが、金色や明らかに遊び心が強いデザインの眼鏡は控えるのは最低限の配慮として徹底してください。