Loading...
X

香典の金額の相場について

御香典のマナー、金額の相場、しっかり知っておくべき

悲しみの知らせというのは突然にやってくるもので、親しい方、お友達などがお亡くなりになった時、葬儀に参列することで、最後のお別れをきちんと行う事が出来ます。
非常につらい事なのですが、ご遺族にとってはもっとつらい出来事なので、お心を強く持っていただくためにも、しっかりと顔をだしお別れをしてきましょう。

こうした人がお亡くなりになった場合には、通夜、葬儀などに参列することになりますが、この時持っていくのが不祝儀、御香典です。
この御香典について、社会人としていくら包んでいくべき関係性なのか、相場なども知っておきたいものです。

御香典をもっていく際のマナーとは

御香典をもっていく際には、必ず袱紗に包んで持っていきます。
香典袋がしわになったり汚れたりすることを保護する役割もありますし、香典袋をむき出しにして持っていくことは失礼です。

袱紗の色はグレー、紫色などが通常で、もしないようなら暗い色の風呂敷でも大丈夫です。
通常、日本では仏式の葬儀が多いのでこの場合や、ほとんどの葬儀に通じるのが御霊前という袋です。

先方の宗派を問うことなく、通夜、葬儀、告別式、四十九日まで御霊前を利用します。
御仏前は仏式のみ、四十九日以降利用することになります。

この他仏教、その他の弔事に用いることができる言葉として、御香料があります。
神式の場合、玉串料とかきます。
キリスト教式の葬儀の場合には御花料とかきます。

また香典袋の中には蓮の花の絵が描かれているものがありますが、これは、仏教のみ利用できるものなので、別の宗教の場合利用できません。
通常、葬儀の場合、御霊前と書かれている袋を利用すれば間違いありません。

御香典の相場は、関係によっても年齢によっても違う

通常御香典に入れる金額は奇数です。
また4、9という数字は、死、苦しいという意味を連想させるのでよくありません。

会社関係の上司が亡くなったという場合には、20代は5000円、30代は5000円から1万円、40代以降は1万円が相場です。
上司のご家族が亡くなった場合には20代が3000円から5000円、30代が3000円から1万円、40代以降は5000円から1万円となります。

同僚、部下、後輩の場合、20代は5000円、30代が5000円から1万円、40代以降は1万円以上、この金額は関係性によって違ってきます。
同僚の部下、後輩の家族などが亡くなった場合には、20代で3000円から5000円、30代で3000円から1万円、40代以上で3000円から1万円が相場といわれています。

親族へのお香典は相場高くなる

親族の場合も関係性によって違いがありますが、ビジネスの関係よりもずっと濃い関係にありますので、金額がかなり違ってきます。

祖父母の場合、20代なら1万円、30代なら1万から3万、40代以上は3万円以上です。
両親は20代が3万から10万、30代は5万から10万、40代以上は10万円以上となります。

義理の両親の場合は20代なら3万から10万、30代は5万から10万、40代以上は10万円以上、兄弟姉妹の場合、20代が3万から5万、30代が5万、40代以上が5万以上となっています。
こうした金額も、関係性の深さによって違いがありますし、地域また親族の取り決めなどによって金額の違いがあります。